ブンカモノ 週報 第11号(2021/1/31)
皆さまこんばんは
ブンカモノ メンバー高上です。
1月も今日で最後となったわけですが、
この1ヶ月は仕事と自分が監督する映画制作の両立で時間経過が尋常じゃないくらい早く感じました...
本来であれば、2月中には新作映画の撮影が控えておりましたが、
恐らくコロナ後の撮影開始は5月頃になると予想しています。
(スタッフの中には5月が厳しい方もいるので、中々スケジュール立てが難しいですね..)
と、自分の作品について触れたので、この週報を使い2回に渡って私が監督する新作映画について少し紹介したいと思います。
現在、制作中の映画「訪問」はホラー短編であり、
30代の女性が仕事帰りで自宅マンションに帰宅すると通路に見知らぬ女性が立っていた...
という状況から始まる内容になっています。
僕は元々ホラー映画が大好きで、その中でも日本のホラー(Jホラー)に
特に魅了されてきました。
影響を受けた作品で言うと「リング」「仄暗い水の底から」「回路」「呪怨」など。
どの作品も共通しているのは、何の変哲もない日常生活が突如として脅かされる不条理な怖さです。
「ビデオを見ただけなのに(現代ならネトフリ見ただけなのにかな?)」
「家に入っただけなのに」「ネットを見ただけなのに」
みなさんが日常生活で何気なく行う事が一番身近に感じ、
共感が出来ると私は感じていますし、
そこに忍び寄る恐怖はホラーを表現する上で一番大切な要素だと思っています。
実は、今作のイメージが出来たきっかけは僕が家に帰宅した時にふと感じた小さな恐怖。
僕は現在実家暮らしですが、実家はマンションの一番端の部屋。
夜に自宅のドアの前に立って鍵を開ける時、ふと横に広がる長い通路を見てしまうんです。
もし、通路の奥にただ茫然と知らない女性が立っていたら?
想像しただけでも身震いしてしまいます。
飛びかかってもこないし、話しかけもせず「ただそこにいる」恐怖感は皆さんも感じたことあるはず!
そんな、気づいた瞬間から少しづつ体に走るゾワゾワっとした怖い感覚を視聴者に感じてもらうのが「訪問」で目指す演出の1つです!
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