無観客映画祭 ~コロナ騒動と向き合う~
こんにちは、代表 藤澤です。
コロナウイルスの脅威は、日本のみならず世界中に広がっており、
未だ収まる気配を知りません。
このウイルスにより、多くの空間・活動がストップしていることは誰の目にも明らかです。
我々ブンカモノの活動も例外ではありません。
「動画編集講座」というワークショップ企画を実施予定でしたが、あえなく無期限延期に。
各種企画の会議も、中止にせざるを得ない状況です。
(直接会って話さないと、やっぱり話が前に進まない。これは痛手です。)
ただ、団体を立ち上げたばかりの今、活動をストップさせることは
あってはならないと考え、何かできることはないか模索していました。
そんな中でたまたま目にしたのが、「無観客映画祭」というイベントです。
愛知県で行われる予定であった「おおぶ映画祭」が延期となり、
当日に使う予定であったホールが空いている為に、急遽計画されたのが
この映画祭とのこと。
関係者以外の方、つまり「観客」の入場は一切禁止。
そのため、ホール内は、こんな感じでした。
本当に人がいない。(実際には、この後、少しだけ人は増えた。)
この無観客映画祭にて、我々の初撮影作品『言えない!』を上映させて頂きました。
この作品はコメディであり、随所に「笑ってほしい」という箇所が
盛り込まれています。
僕は目の前にいるお客さんの反応をじっと見ていました。
上映時間7分ちょいの中で、肩が震えたように見えたのが2回ほど。
正直、もっと大きな反応が欲しかった!
これも、無観客という、自分ひとりのアクションが空間の中で大きな意味を
持ってしまう異例の状況ゆえか、と考えさせられました。
(そもそもそんなに面白くなかった説は、この際置いておこう。Let`s ポジティブ!)
ちなみに、上映後、檀上にてスピーチをさせて頂きました。
(動画提供:「ゴチソー尾張」様)
様々な作品を観て、勉強をさせてもらったのと共に、
イベント終了後、同世代の映画制作者や映画祭運営者の方達と熱く議論することができ、
大きな収穫を得ることが出来ました。
こういう意味では、コロナさまさま? (いや、やはりコロナは許さん。)
無観客映画祭については、「ゴチソー尾張」様にて詳細が上がっているので、
是非ご確認ください! http://rintaroh.net/archives/21856430.html
さて、この「無観客で映画祭を行う」という試みを経験して、思うことを述べると、
観客は、たくさんいるのに越したことはない!!
(藤澤 克己)
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