映画劇場鑑賞レビュー「ランボー/ラスト・ブラッド」《投稿者:高上雄太》

ブンカモノメンバーの高上雄太(タカウエユウタ)です!

今季話題の映画を皆様にオススメしていこうというレビュー企画!

ここ最近、コロナの影響で3ヶ月ほど空白期間が空いてしまい、

映画見たい欲が溜まりまくっていた時、久しぶりに鑑賞出来た映画がこちら!

「ランボー/ラスト・ブラッド」


前作最後の戦場から10年。

旧友の女性とその孫と共に平穏な生活を送っていたジョン・ランボー。

しかし、孫が幼い頃に生き別れた実の父親探しにメキシコへ出かけた末、人身売買組織に捕まってしまう。

怒りに燃えるランボーは、再び己の力と知恵を駆使して組織に立ち向かう!


前作に引き続き、人間離れした戦闘能力を持つランボーが怒りを解放する!

露骨過ぎるグロテスク描写は前作に続き健在!

クライマックス、敵の麻薬組織がランボーの家に総攻撃をしかけるのに対し、

ランボーがそれを迎え撃つシーンは必見!

家や地下洞窟にありとあらゆるトラップをしかけますが、

これが気持ち良いぐらいに敵がボコボコと引っ掛かっていくので痛快!

組織のボスのやられっぷりまで徹底してくれるためカタルシスが大爆発します!

ただ、アクションを見せたいがためのドライ過ぎる人間ドラマには、1作目のような重みある葛藤はありません。

作風としては、最後の戦場にかなり近いですが、

今作のランボーは、ジェイソンやプレデターのように太刀打ち出来ないモンスターのように描かれ、ここが評価の分かれ目になると思いました!

個人的には最後のアクションパートの面白さと、

エンドロールで歴代作品のダイジェスト映像が流れただけでも充分楽しめました!

1作目のランボーを演じた若かれしころのスタローンをまさか大スクリーンで拝めるなんて粋なサプライズ演出!

ただ、それにしても、完結編にしては敵組織の小者感だけはいただけない!

そもそも、前作のミャンマー軍の人間とは思えない卑劣で残酷な行いが今回の麻薬カルテルからは感じられなかったし、

ボス邸宅の警備の薄さには拍子抜けしてしまいました...

上記の敵組織や人間ドラマに多少物足りなさは感じたものの、文字通りゲーム用語にある「ランボープレイ」を堪能出来るラストのアクションシーンはもう一度見返したい!


映像集団ブンカモノ

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